2017/01/31

《製図》エスキス再構築2

エスキスの再構築で、とても役立ったことを紹介します。

それは、理想的なプランニング手順を真似する方法です。
実際にやったのは、Nのエスキス解説ビデオを何度も見直し、その手順をすべてトレースし、どの段階で、どんなことを考えているか頭にたたきこみました。

エスキスの手順はテキストを見ればわかりますが、プランニング手順は、どこまで考えているかは、ケースバイケースでもありわかりづらい部分でもありました。

プランニングは、ゾーニングからはいり、コアの位置候補をアバウトに書き込み、上下階の位置を考慮しつつ、要素を入れ込み検討を進めます。
そのアバウトさ、どの段階でなにを決めるかのタイミングを観察し、プランの中身がどんどんまとまっていく手順を書き出していきました。
そうした一連の流れを真似することで、少しづつ上手なプランニング手順を身につけられたと思っています。

また、理想的な手順をトレースするのと同時に、自分なら次の手順で何を考えてどんなパターンを考えるかを考えました。その後、解説ビデオを見返し、それが考えすぎなのかといったこともチェックしました。パターンを出しすぎても悩むだけなので、その検討の程度を身につけるトレーニングにもなったと思います。

Nの解説ビデオの手順は結構理にかなっているという印象がもてました。私には結構フィットしたので、こういった勉強をすることができました。

A2のエスキス用紙に書き込まれた状態の参考例を見ても、なかなかその手順の詳細を読み込むことは難しいですが、同時進行で手順を見ることができたのは、非常に参考になったと思っています。








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